『物語は、常に二者択一を求める』
というのがこの物語のテーマの一つであり、主人公の基本思念だったりするのですが。
実はここ最近、シナリオを書いていく私の中でも、物凄い重要な選択肢が出てきました。
このゲームのコンセプトは、選択肢によって人の人生が大きく変わっていくと描く事です。
なので皆様には、たった一つの選択肢によって、主人公の人生がどのように変わっていくのかを見てもらいたいと思っています。
つまり、エンディングはきっちりと二つだけ、という事になっておりました。
……が、その二つの内の一つのエンディングが、書いていく内に私の中で二つ候補があがってしまいました。………この時ほど、なんで選択肢を一つだけにしたのかなぁとか思ったりしてしまったのですがそれは置いといて。
とりあえずサークルメンバーでこの問題に取り組み、二つのオチを一つに絞り込んで選んだ訳ですが。つまり選ばれなかったもう一方のエンディングは、皆様の目に届く事は一生無い、という事になります。
……これで逆に、選ばなかった方のエンディングの方が皆様に好評だったらどうしようとか。
そう思ったりもしますが、それは皆様に見て貰えない以上、一生分かる事がありません。
改めて選択肢の重さって重いなぁと思いつつ。
とにかく後悔だけはしないように、しっかりと話し合って、考えて、決めさせて頂きました。
この選択肢が間違えて無かったと思えるように……頑張りたいなぁと思っております。
そんな訳で、ようやく『灰瞳に機す』の原稿も選択肢の一つが終了!
下でHALさんが言ってるように短編、……と呼ぶのはちょっと無理が出てきましたが。
皆様の時間の無駄になるようなモノにならないように、頑張りたいと思います。
実際ここで腑抜けて次の夏コミ落としたら就活に頑張って書きまくった私って物凄い馬鹿みたいですからね!
時間の無駄になるかならないかは、皆様だけじゃないのです。
私も時間を使いまくった分、それ相当のモノを作り上げたいと思います。